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水平統合戦略 株式会社アクティブ・コンサルティング

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水平統合戦略

水平統合戦略で規模の経済メリットを享受します

水平統合戦略

水平統合戦略は、規模の経済メリットを享受するために、同業者が企業 規模を拡大するものです。事業の目的は顧客創造であり、シェア拡大が 企業の最重要目標であるのですから、水平統合戦略は、まさしく事業目 的そのものであると考えることができます。

ブルーライン

■ 水平統合の意味

垂直統合が、サプライチェーンにおいて、異なる段階の企業が垂直に 統合するのに対して、水平統合は、サプライチェーンの同じ段階の企業 が水平に統合することを意味します。

水平統合による最大のメリットは、規模の経済によるメリットです。 わかりやすい例でいえば、ソフトバンクが米国携帯電話第3位のスプ リント・ ネクステルを買収した事例が水平統合です。規模のメリット によるバイイングパワーの発揮により、アップル社からアイホーンを 大量購入することで、仕入原価が下がると見込まれています。

■ 流通業界でM&Aが活発に行われている

ビッグカメラによるコジマの買収が発表されるや否や、ヤマダ電機に よるビッグカメラの買収が発表されるなど、流通業界のほぼすべての 業界で、頻繁にM&Aの発表がなされています。

チェーンストアシステムで小売りチェーンが急速な規模拡大をして、 熾烈な戦いを繰り広げた結果は、最終的に1つの業界で生き残れる 企業は3〜5社に絞られるというのが通説です。先にご説明した家電 業界は、まさしくその代表例です。

日本でも持ち株会社制度が認められてから、M&Aが容易になり、 ホールディングス会社のもとに、次から次へと買収した会社をぶら さげられるようになりました。国内のシェア争いにおいても、M&A による水平統合は有力なマーケティング戦略となっています。

■ グローバル化が水平統合を促す

経済のグローバル化に伴い、国内では最大手であっても、世界ランキ ングでは、低位であるという企業が多くなっています。例えば、鉄鋼 業界は、その代表例です。2012年10月1日に、国内鉄鋼最大手 の新日本製鐵と同第3位住友金属工業が合併して、新日鐵住金が誕生 しました。粗鋼生産世界第2位になる予定です。

鉄鋼業界では、これまでの再編は生産調整などが目的であったのですが、 今回の新日鐵住金では、韓国・中国の鉄鋼業界に対する競争力を高める ことを目的とした戦略的合併と考えられます。この合併は、まさしく グローバル化を目指した水平統合戦略と位置付けることができます。

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